東京都港湾局、東京港埠頭、東京港運協会、国土交通省関東地方整備局は8月19日、東京港の大井6・7号ターミナル、青海4号ターミナル、中央防波堤外側Y1ターミナルで「2025年度CONPASを活用したコンテナ搬出入予約制事業」を実施すると発表した。
CONPASは、コンテナターミナルのゲート前混雑の解消やコンテナトレーラーのターミナル滞在時間の短縮を図ることで、コンテナ物流の効率化および生産性向上の実現を目的としたシステム。
23年度から開始した大井6・7号ターミナルで、常時運用を見据えて事業を実施するほか、昨年度から取り組みを開始した青海4号ターミナルにおいては実施内容を拡大する。また、今年度からは新たに中央防波堤外側Y1ターミナルにおいても事業を開始するもの。
実施時期は、大井6・7号ターミナル(借受者:日本郵船、ターミナルオペレーター:ユニエツクスNCT)と、青海4号ターミナル(同:Evergreen、同:鈴江コーポレーション)が9月18日〜10月17日の期間(平日のみ)、中央防波堤外側Y1ターミナル(借受者・ターミナルオペレーター:上組)が10月27日〜11月10日の期間(平日のみ)でそれぞれ実施する。
なお、東京港では8月20日から大井1・2号ターミナルでCONPASの常時運用を開始している。