国際自動車流通協議会(iATA)の発表によると、2025年7月の日本の中古車輸出台数は15万971台となり、前年同月比20%増と大幅なプラスを記録し、6ヵ月連続で前年の数値を上回った。
仕向地別では、好調なUAEが1.9万台を記録してトップを維持したほか、4位のタンザニア、5位のケニアも大幅に台数が伸びている。このほかニュージーランドは、前年同月比9%増とプラスであったがトップ5圏外の7位となった。
また、3位のスリランカは、2020年から自動車の輸入が規制されていたが、ことしから輸入を再開したことで日本からの輸出が急増し、7月は1万台超を記録して3位にランクインした。
一方、2位のロシアは、19%減の1.7万台と減少が続いている。このほか、モンゴル(前年同月比67%減)、タイ(同41%減)などが減少している。
なお、ことし1月からの累計輸出台数は、前年同期比8.4%増の97万6263台となっている。