郵船ロジスティクスは10月1日から、博多港と敦賀港(福井県)を結ぶ内航RoRo船を利用した混載サービスを開始した。
新サービスは、九州全域と主に北陸、東海、中部、関西地方をつなぐもので、内航RoRo船を取り入れることで、輸送時の温室効果ガス排出削減を図り、顧客の環境負荷軽減ニーズに対応する。10tトラック約160台分に相当するキャパシティを生かし、1パレットから大量輸送まで多様な需要をカバーする。
通常、内航RoRo船では、13mシャーシ単位での荷受けが基本だが、同社の倉庫および提携倉庫で混載に仕立てるため、チャータートラックではスペースが余ってしまう1パレット単位の貨物から大口貨物まで、陸上輸送の代替手段として利用が可能。郵船ロジスティクスは、集荷から配送までエンドツーエンドの国内輸送サービスを提供するとしている。