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日本郵便がロジスティードに出資、株式19.9%取得、物流事業を強化へ
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日本郵便がロジスティードに出資、株式19.9%取得、物流事業を強化へ

 日本郵便は10月6日、米投資ファンドKKRが保有するロジスティードホールディングス(ロジスティードHD)の株式を取得し、同社と中核子会社ロジスティードとの資本業務提携契約を締結すると発表した。

 日本郵便はロジスティードHDの株式19.9%(議決権所有割合14.9%)をKKRから1422億円で買い取る。10月6日に株式譲渡契約を結び、12月以降に株式譲渡を実行する計画としている。

 日本郵政グループは、成長分野である物流や不動産への資金や人材の積極的な配分を推進しており、4月には公開買付けを通じてトナミホールディングスの株式取得を実施、6月には完全子会社化するなど他社との提携・協業の取り組みを加速させている。

 一方、ロジスティードは、3PLオペレーションでの高度な物流DXケイパビリティ(組織的能力)や海外物流事業マネジメントの強みを最大限活用できるパートナーとの協業を志向している。

 今回の資本業務提携を契機に、日本郵便とグループ物流各社(JPロジスティクス/トナミホールディングス/Toll Holdings)と、ロジスティードのリソース・ノウハウを組み合わせることにより、ラストワンマイル、国内・国際物流のすべてを一気通貫で運営することができる総合物流企業としての事業基盤を構築する。

Last Updated : 2025/10/10