Maerskはこのほど、南アフリカCape Townに新たなコールドチェーン施設Belcon Cold Storeを開設したと発表した。
新施設はCape Town港とDurban港に近接する立地にあり、3万3000枚のパレットが保管できるほか、鉄道や高速道路への接続性も良好で、シームレスな複合輸送を実現する。同施設開設により、Maerskは南アフリカで3つの冷蔵施設を運営することになる。
南アフリカのコールドチェーン輸出は、柑橘類や食用ブドウといった生鮮果物が中心で、同国の農産物輸出の大きな部分を占めている。
Maerskは南アフリカのネットワークを通じて生鮮食品を輸送する顧客に対し、混載、温度管理保管、通関、ターミナルハンドリング、発着地における海上輸送と陸上輸送などのエンドツーエンドのサービスを提供する。