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関光ロジNEXTが4社共同でフェリーを活用したモーダルシフト
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関光ロジNEXTが4社共同でフェリーを活用したモーダルシフト

 関光ロジNEXTは、MNインターファッション/ヤギ/豊島の3商社と、国内フェリーを活用した4社による共同輸送を開始したと、このほど発表した。

 4社はアパレルや雑貨などの商材を対象に、トラック輸送に依存していた従来の物流体制を見直し、フェリーを活用した海運モーダルシフトを推進するもの。

 共同輸送では、国際・国内フェリーを組み合わせた複合一貫輸送により、CO2排出量の削減、ドライバーの労働時間短縮、輸送効率の向上を同時に実現し、持続可能な物流体制の構築を目指すとしている。

 モーダルシフトに向けアライアンスを組んだ4社は、内航フェリーとトレーラーによる国内輸送を実施した。

 これは、中国から輸入される関東向け貨物を下関港に集約し、同港から横須賀港経由、首都圏の中継点までの幹線輸送で共同輸送を行ったもの。この幹線輸送の大部分を関光ロジNEXTグループの東京九州フェリーが担当した。共同輸送によって3商社が集約した貨物は10月末時点で10トントラック約68台分に相当し、約102トンのCO2排出削減が実現したとしている。

 今後は、より物流効率の高い納品先までを一貫して配送する「共同配送」を実現すべく取り組むとしている。

Last Updated : 2025/11/21