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三菱倉庫が神奈川にマルチテナント型の賃貸物流施設を建設、28年竣工
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三菱倉庫が神奈川にマルチテナント型の賃貸物流施設を建設、28年竣工

 三菱倉庫は、神奈川県平塚市にある自社倉庫5棟の再開発に着手し、マルチテナント型の賃貸物流施設を建設すると、このほど発表した。

 同社は今回のプロジェクトについて、「2025〜30年の中期経営計画で本格的に取り組む資産回転型ビジネスの一環」としている。

 既存倉庫は、1970年から神奈川県平塚市で倉庫営業を行っていたが、2025年9月末に営業を終了し、建物の解体を進めている。新倉庫は、来26年の夏から秋にかけて着工し、28年春以降に竣工予定。完成すれば延床面積が旧施設の約2.8倍(約4万8400m2)となるマルチテナント型物流施設となる。

 同社がこれまで建設していた倉庫は、営業倉庫として自社使用を前提としたものがメーンであったが、新プロジェクトでは、三菱倉庫として国内初の試みとなる資産回転型ビジネスの一環として物流施設を開発するもの。新倉庫の竣工後は、2030年度をめどに売却することで投資回収速度と資産効率の向上を図る。

 また、三菱倉庫が開発する物流施設では、ロジスティクス機能の提供が可能であり、テナント企業の希望に合わせて、荷役/輸配送/流通加工/国際輸送などの物流サービスを提供するとしている。

Last Updated : 2025/11/21