Maerskは、米南部ジョージア州Lake Cityに陸上貨物および幹線輸送の両機能を統合した新施設を開設したと、このほど発表した。
新施設(写真)は、同州のAtlanta国際空港に近く、州間高速道路75号線に直結する。主要鉄道路線や周辺の配送センター、工業エリアとも近接していることから、地域・国内輸送の接続性が向上するとしている。
同拠点の運用スペースは約9750m2で、搬入用ドックを28ヵ所整備している。車両はトラック15台、トレーラー60台で構成され、LTL(混載輸送)や長距離輸送、Expedited LTL、FTL(Full Truckload)、ホーム・店舗配送、専用車両サービスに対応する。同社は新拠点により米国南東部全域にわたる物流網を強化するとしている。
Maerskは現在、北米で65以上の物流施設を展開しており、直近ではDallas/Fort Worthに新拠点を設けるなど、内陸物流網の再編と高速化を図っている。
