日本海事センター・企画研究部がこのほど発表したContainer Trades Statisticsの統計に基づく「アジア〜欧州間の2025年9月のコンテナ荷動き」は、アジア発・欧州向けが前年同月比13.7%増の162.5万TEUで7ヵ月連続でプラスとなった。また、9月までの累計は前年同期比9.9%増の1481.2万TEUとなっている。
アジアの積み地は、トップの中華地域が前年同月比16.0%増、東南アジアが5.0%増、北東アジア(日韓台、極東ロシア)が7.0%増とすべての積み地がプラスとなった。
一方、欧州積み・アジア揚げは、6.4%減の45.9万TEUで13ヵ月連続のマイナス。アジアの揚げ地は、中華地域が8.7%減、東南アジアが0.7%減、北東アジアが8.8%減と、全揚げ地が前年同月を下回った。また、9月まで累計は前年同期比7.7%減の442.1万TEUとなっている。
