伊藤忠ロジスティクスは、茨城県つくば市で運営するつくばメディカル物流センター内において、特定保税承認制度(AEO)を活用した保税蔵置場を新たに設置し、医薬品・医療機器の国際貨物取り扱い拠点とすると、このほど発表した。 AEO認証は横浜税関から取得している。
同社は2022年5月から体外診断用医薬品・医療機器製造業を登録・運営しており、今回新設した保税蔵置場(保冷2〜8℃/常温1〜30℃)を活用することで、医薬品・医療機器の輸出入貨物の取り扱いにおいて、航空輸送と連携したサービス提供が可能となる。
同社はことし10月、医療機器や体外診断用医薬品の製造・保管・流通などのプロセス全体の品質と安全性の管理体制が適切に構築・運用されていることを照明する国際規格「ISO 13485:2016」認証を取得しており、今回AEOを取得したつくばメディカル物流センターを拠点に効率的なオペレーション体制を整備していくとしている。
▪️つくばメディカル物流センター
住所:茨城県つくば市高野台2-1