SITC Container Linesの日本総代理店SITC JAPANは12月5日、都内に荷主、港湾、代理店企業の関係者など約500名を招き、創立30周年の記念パーティーを開催した。
SITC International Holdingsの楊現祥董事局主席のあいさつをSITC JAPANの張立潔代表取締役社長(写真)が代読し、「日中市場に進出してから30年、今日のサービス品質と市場からの信頼は、決して一朝一夕で築き上げられたものではない。安定した航路サービスが市場に認められるには、時間という確かな積み重ねが欠かせない」とした上で、「今後も日中市場を盤石でサービス面での先導的地位を確固たるものとし、東南アジア航路のさらなる強化、インド、バングラデシュなど南アジア新興市場への積極的な展開を進めていく」と述べた。
SITCは、1995年に300TEUの本船で青島〜神戸間の定期コンテナ船サービスを開始し、30年間でアジア82港を結ぶ広域ネットワークへと成長した。現在では119隻の船舶を運航し、アジア域内を代表する主要コンテナ船社へと発展してきた。
SITC JAPANは、「今後も荷主、港湾、代理店企業とともに次の30年に向け、広く・深い協力の道を切り開いていきたい」としている。