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Maerskがエタノール燃料の活用試験
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Maerskがエタノール燃料の活用試験

 Maerskはこのほど、メタノール燃料に対応したコンテナ船Laura Maersk(2100TEU)でエタノール燃料の活用試験を開始したと発表した。

 Maerskはことし10〜11月、同船にエタノール10%とeメタノール90%を混合した燃料を使用し、安全かつ効果的に利用できることを確認した。

 今回の試験では、エタノール10%の混合燃料が純粋なメタノールと同等の潤滑性と腐食性を維持しながら、同程度の着火性と燃焼性を持つかどうかが検証され、試験の結果、エンジン性能を損なうことなくエタノールをメタノールと混合できることが確認されたもの。

 Maerskはこれを受け、今後Laura Maerskの船上でエタノール燃料とメタノール燃料を50%ずつ混合する試験を実施し、最終的には100%エタノール燃料の試験運用も行う計画としている。

Last Updated : 2025/12/12