北九州港の門司・太刀浦コンテナターミナル(CT)は、2026年2月1日から日曜日の本船荷役を完休とするとともに、2月7日から土曜日のゲート作業を終日クローズする。門司港ターミナルオペレーター会が12月1日、同ターミナル利用者に向けて通知した。
太刀浦CTは現在、港湾労働者不足に起因するショートギャングにより港湾荷役作業の遅延が発生するなど、港湾での安定した荷役サービスの提供が難しい状況となっている。港湾労働者不足は全国的な課題となっているが、作業員の働き方改革の推進についても社会的に対応が求められているところ。
こうした背景から、太刀浦CTは2026年2月から当分の間、本船荷役及び土曜日のゲートオープンの一時休止を決定したもの。なお、生鮮品等の搬出入は事前予約により対応するとしている。
門司港ターミナルオペレーター会は「今回の対応により新たな雇用の確保および、より一層サービスの向上に努めていく」としている。