国際自動車流通協議会(iATA)の発表によると、2026年3月の日本の中古車輸出台数は、前年同月比2.3%減の15万2147台で、4カ月ぶりにマイナスとなった。米国のイラン攻撃に端を発した中東情勢の悪化が日本の中古車輸出に大きく影響している。
イランがホルムズ海峡を事実上の封鎖としたことで、日本の中古車輸出のトップ仕向地であるUAE向けが大打撃を受けた。
3月のUAEの輸出台数は前年同月比94%減の1499台となった。UAEは昨25年の日本の中古車輸出で250万台超を記録したトップ仕向地であり、年間輸出台数で全体の15%を占めている。
UAE市場が壊滅的な被害を受けたものの、上位の仕向地別では、ロシアを筆頭にトップ5の仕向地すべてが前年同月比プラスとなり、とくにスリランカが前年から2倍に増加するなどUAEの減少をカバーしたことで、全体のマイナスは2%にとどまっている。
