日本海事センター・企画研究部はこのほど、「アジア(日本含む)〜米国間のコンテナ荷動き」の2026年3月往航と26年1月復航の速報値を発表した。
3月往航は、前年同月比3.3%減の178.5万TEUで7カ月連続のマイナスとなった。
アジアの主要な積み地は、トップの中国が前年同月比9.0%減となったほか、4位:韓国(5.8%減)、5位:インド(20.2%減)、7位:日本(10.5%減)、8位:台湾(14.1%減)と、前月から東アジアおよび南アジア地域のマイナスが続いている。
対照的にASEAN地域(8カ国)は前年同月比13.3%増と好調で、積み地別ではアジア全体2位のベトナムが15.6%増、3位タイが9.4%増、6位インドネシアが4.9%増となった。
また、品目別では、上位10品目のうち1位の家具・寝具など(4.7%増)、3位のプラスチック及びその製品(7.0%増)、9位の玩具、遊戯用具、スポーツ用品(8.8%増)が前年同月比プラスとなったが、それ以外の7品目がマイナスとなっている。
日本海事センターは、「昨年(25年)は4月に米国の相互関税を控え、3月に駆け込み輸出が相次いだため、その反動によるもの」との見方を示した。
一方、1月の復航は、前年同月比14.1%増の50.3万TEUで2カ月ぶりのプラスであった。
アジアの揚げ地は、トップの中国が前年同月比21.6%減と大幅なマイナスとなったものの、2位のベトナム(42.4%増)、3位インド(45.7%増)、4位韓国(15.8%増)、5位日本(24.3%増)など、中国を除いた主要な揚げ地が軒並み大きく増加したことで、アジア全体のプラスに寄与した。
