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待機コンテナ船が過去最高の200万TEU超
仏Alphalinerによると、2月17日時点での世界の待機コンテナ船は374隻、TEUベースで204万TEUとなり、韓進海運が破綻した2016年の待機船腹量159万TEUを超え、過去最高となった。
一方で世界のコンテナ船隊に占める待機船の比率は8.8%と、過去最高だった2009年の11.7%を下回る結果となっている。
新型コロナウイルス感染拡大の影響により中国の春節(旧正月)の休暇期間が延長されたことで荷動き回復が遅れ、それに伴う貨物需要の減少により、船社がサービスの運休・減便・縮小を相次いで実施していることが影響している。
また、SOx規制強化対応によるスクラバー搭載工事が集中する中で、中国での造船所の稼働遅れが待機船増加に拍車をかけている。2月21日時点のスクラバー搭載工事に伴う待機コンテナ船は111隻・102万TEUとなっている。
搭載工事中の船社はMSCが33隻と最多で、Maerskが15隻、CoscoとEvergreenがそれぞれ7隻と続く。中国のドックにおける搭載工事期間は100日を超え、このうち1万9437TEU型MSC Ericaは175日を要するとしている。
Last Updated : 2020/02/28
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