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アジア→欧州の21年7月荷動き:0.3%の微減で6ヵ月ぶりにマイナス
日本海事センター・企画研究部がこのほど発表したContainer Trades Statistics Ltd. (CTS)の統計に基づく「アジア〜欧州間の2021年7月コンテナ荷動き」は、アジア発の往航が前年同月比0.3%減の144.3万TEUで6ヵ月ぶりにマイナスとなった。また、1〜7月の累計は982.8万TEU(前年同期比13.8%増)となっている。
7月のアジア積みは、北東アジア(日韓台、極東ロシア)が昨年の反動増もあり22.8%増と2桁プラスであったものの、中華地域(中国、香港)が2.5%減、東南アジアが3.7%減となった。アジア→米国航路と同様に中国の減少が影響し、荷動き全体では微減となり、6ヵ月ぶりにのマイナスとなっている。
一方、欧州発の復航は9.1%減の66.9万TEU。アジア側の揚げ地は、中華地域が16%減、北東アジアが4%増、東南アジアが2%減であった。

Last Updated : 2021/10/04
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