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ニトリが自社で海上コンテナ輸送、新会社を設立して関東地区でスタート

 ニトリホールディングスの物流子会社ホームロジスティクスは9月27日、一般貨物自動車運送事業者として2月1日に設立したホームカーゴ(本社:東京都北区)が海上コンテナのドレージ輸送を開始したと発表した。

 ニトリグループ全体のスケールメリットを生かした一貫物流を実現するとして、トラクターヘッド5台とコンテナ用シャーシ20台を保有・運用する。

 まず、京浜港と埼玉県白岡市のニトリ関東DC(埼玉県白岡市)間で、自社貨物のドレージ輸送を開始した。これに伴って同センター内には新会社ホームカーゴの埼玉営業所を開設している。

 自社で車両を運行することで、港から物流拠点までの輸送の効率化を図り、コスト削減に取り組む。また、ドライバー不足や燃料費高騰による輸送コストの上昇、ドライバーの働き方改革などの諸問題に対して、輸送コストの可視化および効率化を進め、女性ドライバーや高齢ドライバーでも安心して働きやすい労働環境の改善にも積極的に取り組んでいくとしている。

 今後、国内の物流拠点の再配置にあわせて、ドレージ輸送事業を拡大していく方針。

Last Updated : 2021/10/04
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