徳翔海運（T.S. Lines）は9月下旬以降、中国〜NZ（ニュージーランド）航路のNZEと、中国〜北米西岸北部（PNW）航路のNW1の2ループを開設した。

　NZEは青島／上海／南沙／蛇口〜Tauranga〜青島の寄港ローテーションで、42日ラウンドの定曜日ウイークリー・サービスを提供する。

　投入船は1700〜4000TEU積み船6隻で、サービス第1便は9月末の青島積み起こしにより運航を開始している。
一方、NW1は南沙／蛇口／上海／青島〜Vancouver〜南沙の寄港ローテーションによる、35日ラウンドの定曜日ウイークリー・サービス。

　投入船は1800〜2500TEU積み船5隻で、第1便は10月初旬の南沙積み起こしで北米へ向かっている。

　両サービスとも中国側の寄港地は青島／上海／南沙／蛇口の4港だが、NZEは華北の青島から華南の蛇口へ向けて寄港し、NW1は逆に華南から華北へ向かう寄港地設定となっている。

　また、仕向け地がNZEでは北島Taurangaのみで、NW1もカナダVancouverに限定されている。