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SBSリコーロジがラストワンマイルの幹線輸送で可視化システムを導入
SBSリコーロジスティクスは10月12日、(株)モノフルの幹線ネットワーク可視化システム「積載ナビ」について、開発に協力し同日、首都圏で本格運用を開始したと発表した。
SBSリコーロジは従来、ラストワンマイル事業の拡充に取り組んできた。その中で、工場や大規模配送拠点から最終配送拠点までの大量輸送を行う幹線輸送について、「各エリアや事業ごとに配車業務が完結し、隣接エリアや他事業の配車内容が不透明で、全体最適化が難しい」ことが課題となっていた。
今回、SBSが開発に協力し、モノフルが提供する「積載ナビ」は、幹線の計画情報(拠点情報、運行便・運行契約表、計画積載量)と実績情報(経由地、実績積載量、作業時刻)の記録、運行ルートのマッピングなどの可視化によって、配送効率の改善や共同配送化を図るツールとなっている。
今後SBSリコーロジでは、積載ナビを全国に導入し、幹線輸送の積載効率を改善していく計画。また、モノフルと協働して、SBSリコーロジのみにとどまらず、SBSグループ全体での共同配送化、共同プラットフォーム化をめざし、 ラストワンマイル事業の全体最適化を図るとしている。
Last Updated : 2021/10/15
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