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米東岸Savannahの混雑が顕著に

 Hapag-Lloydが10月19日に発表した北米向け貨物輸送の最新状況によると、10月15日時点で、Los Angeles(LA)/Long Beach(LB)港の沖合いで入港待ち(停泊)しているコンテナ船は50隻にのぼる。

 平均沖待ち日数も9〜12日と、依然として混雑は改善されていない。待機船による遅延は年内いっぱい続くと予想される。一方、米東岸においては、Savannah港の混雑が顕著となっている。入港待ちしているコンテナ船は29隻で、沖待ちは平均8日、ターミナル使用率も約85%に達している。

 また海外メディアによれば、Savannah港については9月下旬から、平均20〜25隻のコンテナ船が沖待ちしている状況にあるという。

 同港では21年1〜8月の輸入量が前年同期比30.1%増のコンテナ180万TEU超で、港の内外で輸送を待つコンテナ滞留時間は、通常の平均4〜5日から一時は12日に延びた。9月最終週は9.2日だった。

 同港では、年間コンテナ取扱量を80万TEU増強するターミナル拡張を行う計画としている。

Last Updated : 2021/10/22
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