日本通運は10月26日、現地法人の香港日本通運（以下、香港日通）が9月30日（木）を発効日として、香港のコンテナターミナルに隣接する自社倉庫および輸送サービスに関して、医薬品の適正な流通基準であるGDP（Good Distribution Practice）の認証を取得したと発表した。

　香港は2035年までに医薬産業イノベーション・モデルエリアの建設が予定されるなど、今後、さらに高品質な医薬品物流ニーズの高まりが見込まれている。

　香港日通は、自社倉庫に+2〜+8℃（冷蔵）と+15〜+25℃（定温）の2温度帯保管エリア（合計69.5m2）および温度管理された前室を整備しており、医薬品の保管業務と温度管理輸送サービスにおいて、顧客にGDPに準拠したサプライチェーンを提供していく。

■香港日本通運 NX-Pharma Solutions Hong Kong
　Temperature Controlled Hub
　住所：Unit H, 2/F., Warehouse Building, China Resources International Logistics Centre,
　　　　2 Tat Mei Road, Kwai Chung, New Territories, Hong Kong