>海運最新ニュース
アジア→欧州の21年8月荷動き:2.8%減で2ヵ月連続のマイナス
日本海事センター・企画研究部がこのほど発表したContainer Trades Statistics Ltd. (CTS)の統計に基づく「アジア〜欧州間の2021年8月コンテナ荷動き」は、アジア発の往航が前年同月比2.8%減の143.6万TEUで2ヵ月連続のマイナスとなった。
8月のアジア積みは、北東アジア(日韓台、極東ロシア)が3.4%増とプラスだったが、中華地域(中国、香港)が0.2%の微減、東南アジアにいたっては21.2%の大幅なマイナスとなった。東南アジア積みは、ベトナムやマレーシアの新型コロナによるロックダウンが荷動き減少に影響したとみられる。
一方、欧州発の復航は11.2%減の60.3万TEU。アジア側の揚げ地は、中華地域が21.6%減、北東アジアが8.5%増、東南アジアが1.5%増であった。

Last Updated : 2021/11/05
[AD]