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MOL/商船三井ドライバルクが水素燃料エンジンを実船で実証へ
商船三井(MOL)、商船三井ドライバルク、ジャパン エンジン コーポレーションの3社は、ジャパンエンジンが開発する舶用低速2ストローク水素燃料エンジンをMOLおよび商船三井ドライバルクが運航する船に搭載し、実船での実証運航によって協力することに基本合意した。
温室効果ガス削減の動きが加速する中、水素燃料は有望な次世代燃料のひとつとして注目されており、商船三井グループとして舶用水素燃料エンジンの開発を実船での実証実験により支援する。
今後、海運のほかにも発電やモビリティーなどの各産業界における水素利活用の進展で、水素サプライチェーンの世界的な拡大も期待できる。
ジャパンエンジンは、川崎重工、ヤンマーパワーテクノロジーとともに、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)によるグリーンイノベーション基金事業に採択され、外航・内航大型船用の推進用主機関としては世界初となる水素燃料エンジンの開発を行う。
Last Updated : 2021/11/12
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