近鉄エクスプレス（KWE）は11月10日、2022年3月期第2四半期（21年4〜9月）の連結決算を発表した。

　営業収入が4240億9900万円（前年同期比60.8%増）、営業利益が247億300万円（同89.9%増）、経常利益が256億2900万円（同90.9%増）、親会社株主に帰属する四半期純利益が161億7000万円（同98.2%増）で、大幅な増収増益を達成した。

　同社グループ全体での取扱物量は、航空輸出量：35.9万トン（前年同期比53.8%増）／航空輸入件数：66.4万件（同25.9%増）／海上輸出量：35.8万TEU（同22.8%増）／海上輸入件数：14.4万件（同10.4%増）で、前20年だけでなく、コロナ禍の発生以前をも上回る水準になったとしている。 地域（セグメント）別および子会社APL Logistics（APLL）の業績は下記の通り。

　なお、2022年3月期通期の連結業績予想は、営業収入：8800億円／営業利益：500億円／経常利益：510億円／親会社株主に帰属する当期純利益：330億円として、前回発表（ことし5月）から上方修正している。