NYK、MOL、KLの邦船3社はこのほど、2022年3月期第2四半期（21年4〜9月）の連結決算を発表した。

　経常利益を見ると、NYKは前年同期比8.4倍の3972億円、MOLは同8.3倍の2718億円、KLは同24倍の2380億円で、3社とも大幅に増加している。

　特にKLは親会社株主に帰属する当期純損益が2460億円で、前年同期の96億円の26倍に拡大しており、業績の改善が際立つ。3社コンテナ船事業の統合会社ONEの業績が絶好調だったことが、それぞれの業績改善に大きなプラスとなった。

　3社の2021年4〜9月期実績（上段）、と2022年3月期通期予想（下段）は次のとおり。単位は億円。カッコ内は前年同期比増加率、（ー）は比較できず。