Maerskはこのほど、2021年第3四半期（7〜9月期）業績を発表した。

　売上高は前年同期比67.5%増の166億1200万ドル、最終利益は54億6100万ドルの黒字になり、大幅な増収増益となった。

　海運部門（Ocean）の業績は、売上高が130億9300万ドル（前年同期比83.9%増）、EBITDA（金利＋減価償却費＋税引前営業利益）は62億5100万ドル（同246.3%増）。コンテナ輸送量は326万FEU（0.7%減）で、前年同期とほぼ横ばいであった。

　また、輸送コストがFEUあたり2136ドル（14.3%増）と増加したほか、バンカー価格が504ドル／FEU（前年同期290ドル／FEU）と上昇したものの、FEU当たりの平均運賃収入が3561ドル（86.5%増）と大きく改善したことによって大幅な増収となった。