>海運最新ニュース
中欧班列の10月までの累計運行が昨20年の通年実績を上回る
中国の国鉄運営の中国国家鉄路集団によると、中国と欧州を結ぶ定期貨物鉄道ブランド「中欧班列」のことし1〜10月の累計の運行便数は前年同期比26%増の1万2605便となったほか、コンテナ輸送量が33%増の121万6000TEUを記録し、いずれも昨20年の通年実績を上回った。
中欧班列は海上輸送の運賃高騰によって代替ルートとして需要が急拡大し、新型コロナウイルス下での利用が拡大してきている。一方、輸送量の増加で混雑悪化が懸念されているが、新ルートの整備などによって輸送力を強化し、混雑緩和に取り組んでいる。画像は同事業における配送計画の最適化イメージ。
むこう4ヵ月程度(予定)にわたり実証していき、今後、検証結果をセミナーなどで情報発信した上で、東京都貨物輸送評価制度の評価指標としての採用を検討していくとしている。

Last Updated : 2021/11/19
[AD]