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スエズ運河が通航料を値上げ、2022年2月1日付けで一律6%アップ

 スエズ運河庁は2022年2月1日付けで、スエズ運河の通航料を一律6%値上げする。

 同運河の通航料は昨2020年4月に、ドライバルカーおよびLPG船が5%値上げされたが、その他の船種は据え置きだった。今回のようにすべての船種が値上げされるのは、2014年5月以来約 8 年ぶり。

 日本船主協会(JSA)では、「スエズ運河庁に対して安全かつ効率的な通航環境確保・運河料金の安定性を求めて、定期対話の開催を申し入れてきた。今般、国際海運業界との定期的な対話がなされないまま、スエズ運河庁が一方的な値上げ発表に踏み切った点は誠に遺憾」とコメントしている。

 JSAの調査では、昨2020年は年間1012隻の同協会関係船がスエズ運河を通航しており、年間通航料は約3.7億ドル(約391億円、20年の平均レー ト換算)だった。通航料が6%値上がりした場合、負担増は約2200万ドル(約25億円、114円換算)と試算される。

Last Updated : 2021/11/19
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