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Maerskが南ア大手のGrindrodと提携、合弁事業開始で機能強化を図る
Maerskは11月15日、南アフリカの物流グループGrindrodと業務提携すると発表した。
MaerskはGrindrod傘下で倉庫・内陸輸送などを手掛けるGrindrod Intermodalおよび、同じく傘下で海上輸送部門のOcean Africa Container Linesと合弁事業をスタートすることで合意した。
これによりMaerskは、南部アフリカ地域の内陸輸送・倉庫事業と海上輸送を組み合わせた幅広いロジスティクス・サービスを補完することで、同地域における顧客向けエンドツーエンド・サービスの機能強化を図る。
南部アフリカ地域の物流事業で100年以上の実績を持つGrindrodグループは、Maerskとも長年パートナーシップ関係にある。
合弁事業開始によって両社の関係性を強固にするとともに、より柔軟な対応が可能になるとしている。今回の合弁事業については、Maerskが事業の51%を出資して参画する。
今後、Maerskを通じて引き受けた南アフリカの物流サービスは合弁事業に移行される。同事業は規制当局の承認を得たのち正式にスタートする予定。
Last Updated : 2021/11/19
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