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LA/LB港の滞留コンテナ課徴金、徴収開始が11月22日まで延期に

 Los Angeles(LA)港/Long Beach(LB)港が、一定期間ターミナル内に滞留した輸入コンテナについて、課徴金をコンテナ船社から徴収する実行措置の開始が、11月15日から11月22日に延期された。

 徴収を開始すると表明していた当日の15日に、1週間の延期が両港から発表された。

 両港では延期理由について、この数週間でターミナル内に滞留している輸入コンテナが大幅に減少し、課徴金の導入を発表した10月下旬と比較すると26%減少したためとしている。

 また、両港関係者は滞留コンテナが減少したのは、海運会社/ターミナル運営者/トラッカー/荷主など多くの関係者の協力によるものとして謝意を表明した上で、11月22日まで引き続いて状況を注意深く監視していくとしている。

 滞留状況の改善がさらに進めば、再延期の可能性もあると見られる。

 この課徴金は、トラックでドレージ輸送予定のコンテナは9日以上、鉄道で内陸に輸送予定のコンテナは6日以上、それぞれターミナルに滞留した場合、1本あたり100ドルを課徴し、さらに1日延長するごとに100ドル追加課徴するというもの。

 LA港/LB港の発表文では課徴金は船社に課されるとしているが、船社では本来、荷主が負担すべきチャージとの認識で、基本的にチャージを荷主に転嫁する方針を固めている。

Last Updated : 2021/11/19
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