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アジア→欧州の21年9月荷動き:5.3%減で3ヵ月連続のマイナス
日本海事センター・企画研究部がこのほど発表したContainer Trades Statistics Ltd. (CTS)の統計に基づく「アジア〜欧州間の2021年9月コンテナ荷動き」は、アジア発の往航が前年同月比5.3%減の138.2万TEUで3ヵ月連続のマイナスとなった。
9月のアジア積みは、北東アジア(日韓台、極東ロシア)が1.0%増とプラスだったが、中華地域(中国、香港)が4.2%減、東南アジアが16.2%減となった。東南アジア積みは新型コロナによるロックダウンの影響で、前月に続いて2桁マイナスとなった。
一方、欧州発の復航は12.9%減の62.0万TEU。アジア側の揚げ地は、中華地域が23.4%減、北東アジアが11.8%増、東南アジアが2.5%減となった。貨物量の多い中華地域揚げの大幅な減少によって、全体の荷動きが2ヵ月連続で2桁減となっている。

Last Updated : 2021/11/26
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