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日通が上海港の洋山エリアに新倉庫

 日本通運は12月1日、現地法人・上海通運国際物流有限公司(上海通運)が中国の洋山地区で新倉庫の稼働を開始したと発表した。

 上海港の2020年のコンテナ取り扱い量は4350万TEU(前年比0.5%増)で、このうち洋山ターミナルでは2000万TEU超を取り扱い、過去最高を更新した。

 上海通運は上海港の外高橋エリアに加えてこの洋山エリアも重要な輸出拠点として位置づけており、東海大橋まで20km、洋山ターミナルまで50kmの至便な立地に今回の新倉庫を開設したもの。

 新倉庫では主に自動車部品を取り扱い、倉庫内はクロスドック輸出業務に適した低床式・ 両端開口の構造となっている。今後は対欧米物流の輸出入倉庫拠点として基盤を強化していき、倉庫事務のデジタル化や先端技術を活用した省人化を図るとしている。

■上海中外運海港国際物流有限公司
 所在地:上海市奉賢区新楊公路 778号
 倉庫面積:庫内6500m2 敷地内屋外用地4500m2
 敷地内デポ総面積:6万m2

Last Updated : 2021/12/03
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