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MOLが宇徳とダイビルを完全子会社化、株式TOBに総額1300億円を投じて

 商船三井(MOL)は11月30日に開催した取締役会で、グループ会社の宇徳とダイビルの完全子会社化を目的として、両社の株券等を公開買付け(TOB)により取得することを決議した。

 MOLは現在、宇徳の66.87%、ダイビルの51.91%の株式を保有しており、両社の完全子会社化に総額約1300億円を投じる。

 宇徳の事業内容は、港湾運送/海上運送/一般貨物自動車運送/貨物利用運送/倉庫/通関/建設/不動産。一方ダイビルは、不動産の所有/経営/管理および賃貸借が主要事業。

 完全子会社化により、グループの経営資源をより結集させグループ経営の強化を図る。狙いとして、(1)海運業にとどまらない社会インフラ事業をグローバルに展開し、さらなる企業価値を創造する。(2)海運市況変化に伴う損益の変動に備え、安定的事業への分散を図ることで、経営の安定性を強化する。(3)環境戦略やグローバルな成長に向けたグループ内の経営資源配分の最適化を図る。(4)グループ・ガバナンスの体制を刷新し、グループ経営を強化する、といった内容をなどを挙げている。

Last Updated : 2021/12/03
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