MaerskとMediterranean Shipping Co.（MSC）で構成する2Mは1月上旬から、アジア〜北米航路およびアジア〜欧州航路の一部を改編する。Maerskがこのほど発表した。

　北米航路では港湾混雑とスケジュールの遅延により、TP23（MSCのサービス呼称：Liberty、以下同）とTP17（America）において、米東岸SavannahとNew York・Newarkの寄港を入れ替える。

　一方、アジア〜欧州航路では、AE1（Shogun）とAE55（Griffin）で一部寄港地を入れ替える。AE1のFelixstowe寄港をAE55に統合するほか、AE55のRotterdam、塩田をAE1に移行する。

　改編する4ループの寄港ローテーションおよび開始日は以下のとおり。

■TP23：Vung Tau〜塩田〜Charleston／New York〜Singapore
　開始船：Tamina 201E次航（Vung Tau1/13入港）

■TP17：香港／南沙／塩田〜Vung Tau（Cai Mep）〜Singapore〜Savannah／Miami／Freeport〜
　　　　Tanjung Pelepas〜香港
　開始船：Northern Jaguar 202W次航（香港1/9入港）

■AE1：寧波／厦門／塩田〜Tanjung Pelepas〜Rotterdam／Bremerhaven／Rotterdam〜
　　　　Tanger〜Salalah〜香港／寧波
　開始船：Eugene Maersk 151W次航（寧波1/3出港）

■AE55：上海／寧波〜Tanjung Pelepas〜Felixstowe／Le Havre〜Algeciras〜Singapore〜上海
　開始船：Moscow Maersk 150W次航（上海12/30出港）