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神原ロジがコンテナへの搬出入をリーチスタッカー導入で効率化
神原ロジスティクスはこのほど、新たにリーチスタッカー(吊り上げ能力45トン、写真)を導入し、コンテナへのばら積み貨物の搬入・搬出作業を効率化、省力化したと発表した。リーチスタッカーには最大55度までの傾斜が可能な吊具装置であるチルティングスプレッダーが備わっており、コンテナを傾けての荷役作業が可能。
従来はフォークリフトによるコンテナへの搬入・搬出作業を実施しており、所要のオペレーターは3名、作業時間は3時間となっていたが、今回リーチスタッカーを導入したことにより、フォークリフトでの作業が不要となり、必要なオペレーターは1名、作業時間は1.5時間に短縮されたとしている。また、梱包が不要となることから、梱包資材の削減にも繋がっているという。
このリーチスタッカーは、神原ロジスティクスが埼玉〜福山工場間で実施している鉄道輸送を活用したモーダルシフトの荷役作業に従事するため、ツネイシカムテックスの福山工場で稼働している。今22年前半には、同埼玉工場でもリーチスタッカーの導入を予定しており、今後も作業の効率化を進めていく計画。

Last Updated : 2022/01/21
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