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LA/LB港の滞留コンテナ課徴金、適用期限を4月29日まで延長
Los Angeles港湾委員会は1月13日、Los Angeles(LA)港/Long Beach(LB)港が導入している、一定期間ターミナル内に滞留した輸入コンテナについて、課徴金をコンテナ船社から徴収する制度を4月29日まで延長することを決めた。
この制度は昨21年11月1日から、適用期間を90日間に設定して導入されたため、1月末で期限切れだったが、これをさらに90日延長したことになる。
制度としては導入されているものの、課徴金の徴収は当初の21年11月15日の開始予定が、毎週、先延ばしされ、現在まで実施されていない。
これまでと同様にLA/LB港は1月14日、徴収開始を1月21日に延期すると発表した。通算10度目の延期となる。
両港では再び延期した理由について、課徴金の導入を発表した21年10月25日と比べ、ターミナル内に滞留している輸入コンテナが55%減少しているためと説明している。両港は引き続き状況を注視した上で、徴収の実施を検討する。
Last Updated : 2022/01/21
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