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LA/LB港の滞船が100隻超継続、Oaklandも混雑が顕著に
Ocean Network Express Japan(ONEジャパン)によれば、1月13日時点の米国西岸および東岸における沖待ち・待機船の状況は、西岸では、Los Angeles(LA)/Long Beach(LB)で102隻、Oaklandが12隻、Seattle/Tacomaで10隻、Vancouver で13隻となっている。
状況に改善は見られず、特にOaklandでは、荷動きの増加、ローカル貨物の滞留、本船遅延・欠便による空コンテナの滞留、冬場の悪天候による荷役作業の停止などにより混雑悪化が顕著になっている。
ONEジャパンでは、新型コロナウイルスの感染再拡大により港湾労働力が不足し、今後さらに状況が悪化する可能性があるとしていて、ローカル貨物の早期引き取りを要請している。
また、米東岸においても、Savannahで常時5〜10隻程度の沖待ちがみられ、Charleston、New York でも混雑が出始めている。
一方で、内陸の主要鉄道ランプにおける混雑は改善に向かっており、鉄道貨車の供給、西岸から内陸鉄道への接続も比較的安定していて、ONEジャパンでは顧客へ鉄道の利用を勧めている。
また、同社は引き続き空コン、シャシーの早期返却を呼びかけている。
Last Updated : 2022/01/21
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