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K+Nが港のコンテナ混雑を指数化、世界9港で待機が1160万TEU・日に
Kuehne+Nagel(K+N)はこのほど、港湾混雑によるサプライチェーンの目詰まりを可視化する目的で、“Seaexplorer混雑指数”を導入し、顧客への提供を開始したと発表した。
同社が開発した海上コンテナ輸送のプラットフォームSeaexplorerの情報を活用して、各港で沖待ちしているコンテナ船の船型(積み個数)と待機日数により数値化する。
例えば1万TEU積み船が10日間沖待ちした場合は、1万TEU×10日で10万TEU・日となる。各港で沖待ちしている全コンテナ船について、この方式で算出した数値の総計がその港の混雑指数となる。
対象は、Prince Rupert、Vancouver/Seattle地区、Oakland、Los Angeles/Long Beach、New York、 Savannah、香港、上海/寧波地区、 Rotterdam/Antwerp地区の9つの港および港湾地区。
1月20日時点で、これら9港・港湾地区の指数総計は1160万TEU・日で、過去最悪の混雑レベルに達している。通常の100万TEU・日未満と比較すると、現在は11倍以上の混雑度ということになる。
最新のSeaexplorerのデータによると、現在612隻のコンテナ船が世界の主要港で沖待ちしている。
Last Updated : 2022/01/28
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