依然として混雑が続くLos Angeles（LA）／Long Beach（LB）港だが、両港における2021年のコンテナ取扱量はともに過去最高を更新した。

　LA港の昨21年コンテナ取扱量は前年同期比13%増の1070万TEUと、初の1000万TEU超を記録した。

　一方、LB港の昨21年コンテナ取扱量は、前年同期比16%増となる938万4000TEUとなった。実入り輸入が15%増の458万2000TEU、同輸出は3%減の143万8000TEUで、同港では21年に980隻のコンテナ船が寄港したとしている。

　両港では、滞留コンテナに対する課徴金制度の導入を明らかにした昨年10月以降、両港の長期滞留コンテナは55%も減少し、大きな効果を上げたとしている。