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MOLがメタノール製造Methanexの海上輸送子会社の株式40%取得
商船三井(MOL)とメタノール製造大手Methanex Corporationは2月2日、両社の戦略的パートナーシップ構築に向けた正式契約に基づき、MethanexがMOLから約1億4500万米ドルを受領して100%出資子会社Waterfront Shipping (WFS)の発行済み株式40%を譲渡したと発表した。
メタノールは、従来の舶用燃料と比べて燃焼時の温室効果ガス排出量が少ないクリーンエネルギーとして注目されている。
MOLは、「総合海運キャリアのMOLと、メタノール生産のMethanexおよびメタノール海上輸送のWFSの3社は、これまで構築してきたパートナーシップをより強固なものとする。再生可能メタノールの活用も含め、舶用燃料としてのメタノールの商用化を推進していく」としている。
なおMethanexは、「今後も残る60%の株式保有を継続し、同社のグローバル・サプライチェーンの重要な一角を担うWFSの経営に携わる」としている。
Last Updated : 2022/02/04
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