東 海運は1月31日、フレキシタンクを使用した液体輸送サービスに本格参入すると発表した。

　同社は大手フレキシタンク製造・販売会社の中国Qingdao BLT Packing Industrialと昨21年12月に、日本代理店契約を締結している。

　フレキシタンクは液体輸送用のポリエチレン製大型バッグで、20'ドライコンテナや40'リーファーコンテナの中に設置して液体を充填、そのまま現地へ輸送でき充填・排出作業が容易なのがメリット。

　ISOタンクコンテナやIBC、ドラム缶などの輸送と比較して低コストでの輸送が可能で、バッグは輸送先で廃棄する使い捨てタイプのため、衛生面でも安心して利用できる。すでに、欧米では非危険品の液体輸送の主流となっており、日本でも動植物油／化学品／ワイン輸送などに使用されている。

　同社では貨物の特性に合わせて、1万6000〜2万4000ℓと幅広いサイズのフレキシタンクを提供できるとしている。

■問い合わせ先：東 海運・国際営業部 03-6221-2226
　e-mail：KokusaiEigyobu@azumaship.co.jp