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鈴江コーポレーションがオマーン国営船社と国際物流で覚書

 鈴江コーポレーションは、中東オマーンの国営船社 Oman Shipping Company S.A.O.C.(以下、OSC)と国際物流の事業分野におけるMOU(了解覚書)を1月23日付けで締結した。

 情報交換や人事交流によるビジネスチャンスの拡大を目的とした覚書締結だが今後、OSCとの現地合弁会社の設立を視野に入れている。

 OSCは2003年、オマーン政府が自国産の資源・エネルギーの海上輸送を中核とした事業を推進するために設立された。当初は液化天然ガス(LNG)輸送に重点を置いていたが、現在はVLCC(大型原油タンカー)/VLOC(大型鉱石運搬船)/ケミカルタンカー/ドライバルク船/多目的船/コンテナ船などの多様な船舶の運航管理や、輸送サービスを提供している。

 コンテナ船部門では、現在4隻により3航路でサービスを提供しており、近く新たに1隻が追加される予定。本22年には紅海航路へ進出を予定しており、さらに23年には一部東アフリカ地域でのサービス展開を計画している。

 鈴江コーポレーションでは欧州やアフリカ地域へアクセスが良い中東のオマーンに拠点を確保することで、さらなる物流サ−ビスの拡充を目指す。

Last Updated : 2022/02/18
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