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川崎汽船が横浜港大黒C-4を借受け、国内初の自動車拠点を運営へ

 川崎汽船(KL)はこのほど、4月から傘下のダイトーコーポレーションと共同で横浜港・大黒C-4ターミナルの運営を開始すると発表した。

 KLが横浜港埠頭から借り受けるもので、KLグループとして国内初の完成車ターミナル運営となる。

 C-4ターミナルは面積約15万3500m2、岸壁延長350m、水深15m。同社は完成車(新車・中古車)や建設機械、ブレークバルクなどの取り扱いのほか、完成車のトランシップ基地としての活用など多様なニーズに対応する。

 また、KL運航船以外の利用も受け入れ、横浜港全体の自動車の取り扱い最適化を目指す。

 また、夜間作業のための港湾用LED照明や構内業務車両のEV化を導入して環境に配慮したターミナルとするとともに、搬出入ゲートの自動化や高度なターミナル管理システムの導入など、AIやIoTといったデジタル技術を積極的に活用していく。

■横浜港大黒C-4ターミナル
 所在地:横浜市鶴見区大黒ふ頭22番および24番

Last Updated : 2022/02/25
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