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アジア→欧州の21年荷動き:年計1706万TEUで過去最高を記録

 日本海事センター・企画研究部がこのほど発表したContainer Trades Statistics Ltd. (CTS)の統計に基づく「アジア〜欧州間の2021年12月コンテナ荷動き」は、アジア発の往航が前年同月比4.0%増の151.7万TEUで3ヵ月連続でプラスとなった。この結果、21年の累計が1706.9万TEUとなり、年計の荷動きで過去最高を更新した。

 21年累計のアジアの積み地は、中華地域が10.1%増の1291万TEU、東南アジアが0.7%減の228万TEU、北東アジア(日韓台、極東ロシア)が7.4%増の188万TEUとなった。

 一方、欧州発の復航は21年の累計が5.6%減の774.7万TEUで、アジアの揚げ地は、北東アジアが5.5%増となったものの、中華地域が10.9%減と2桁マイナス、東南アジアが1.7%減となっている。

Last Updated : 2022/03/04
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