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MOLが台湾の洋上風力発電に参画
商船三井(MOL)はこのほど、同社と東邦ガス、北陸電力の3社が、台湾での洋上風力発電事業に参画するため、豪州の金融グループMacquarieとの間でMacquarieが保有する Formosa I International Investment(FII)の株式25%を取得することで合意したと発表した。
MOLら3社は今回の株式取得によって、台湾に3社共同で特別目的会社(持分はMOL/東邦ガスがそれぞれ37.5%、北陸電力が25.0%)を設立して台湾での洋上風力発電に参画する。3社が国外の洋上風力発電事業に参画するのは今回が初めて。
3社が出資するFIIは、100%出資のFormosa I Wind Power(FWPC)を通じて、台湾の苗栗(Miaoli)沖合で台湾初の商用規模の洋上風力発電所を運営している。MOLは台湾での参画により洋上風力発電分野の知見を獲得し、再生可能エネルギー事業の拡大に取り組んでいく。
Last Updated : 2022/03/11
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