Pacific Int'l Lines（PIL）は3月4日、中国船舶工業集団公司（CSSC）グループの江南造船（集団）にLNG（液化天然ガス）と低硫黄燃料の双方に対応可能な二元燃料エンジンを搭載した1万4000TEU型4隻を新造発注したと発表した。

　PILにとって最大型のコンテナ船で、初のLNG燃料コンテナ船となる。

　新造船は脱炭素化に貢献する次世代燃料として期待されているアンモニア燃料が実用化された場合に対応可能な専用タンクも搭載する計画。

　新造船4隻は2024後半から25年前半にかけて順次デリバリーされる予定。