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KLが川崎近海汽船を完全子会社化
川崎汽船(KL)は3月16日、連結子会社の川崎近海汽船を株式交換によって完全子会社化すると発表した。完全子会社化に向けた株式交換は今後、5月10日に開催予定の臨時株主総会での承認を経て、6月1日に発効する。
これにより川崎近海汽船は、5月30日付けで東京証券取引所・市場第二部(4月4日以降、東京証券取引所スタンダード市場)で上場廃止となる。最終売買日は5月27日。
川崎汽船は川崎近海の完全子会社化によって、外航や近海などのドライバルク事業における両社の連携・営業強化や、洋上風力発電事業における技術開発などでのシナジーを見込んでいる。
川崎近海汽船は1966年に川崎汽船の内航営業権を承継して創業、それ以来、近海部門/内航部門/フェリー部門の3事業を柱として経営を行い、近年はオフショア支援船部門にも進出して業容を拡大した。
Last Updated : 2022/03/18
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