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NBPが印・中東航路投入の多目的船に横揺れ減揺タンクを今夏設置へ

 NYKバルク・プロジェクト(NBP)はこのほど、多目的貨物船Isuzuに横揺れ低減を目的とするAnti-Rolling Tank(横揺れ減揺タンク、以下ART)を設置すると発表した。今夏の点検ドックでの設置を予定している。

 ARTは、波によって起こる船体を左右に傾けようとする力(モーメント)に対して、船体傾斜によってタンク内の液体が時間差を以って左右に移動する動きで、反対側に傾けようとする力(逆向きモーメント)を起こし、横揺れ振幅(角度)を低減させる仕組み。画像はART搭載イメージ。

 ARTが搭載されるIsuzuは2013年建造で、全長145.2m、船幅25m、載貨重量2万351.9トン。同船は主にインド・中東航路に配船されているが、同航路ではモンスーン時期をはじめとした荒天に遭遇するケースが多い。

 そのため、同航路のメインカーゴであるホットコイルなどの鉄鋼製品の荷崩れ防止に的を絞ったIMC社製の固定周期型ARTを採用することを決定した。

 ARTは簡素・軽量な構造で載貨重量トンのロスを最小限に抑えることができるほか、荷崩れ防止に加え横揺れによる船速低下の緩和と荒天時の避航距離減少による燃料節減効果も見込まれる。

 NBPは「搭載後、実船検証(モニタリング)を重ね、実効性確認とさらなる改善余地を見いだす」としている。

Last Updated : 2022/05/13
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