MSCとイスラエル船社ZIMは、提携するアジア〜米国東岸・ガルフ航路を再編すると発表した。

　運航する6ループのうち、Empire／ZNS（サービス呼称はMSC／ZIMの順）とPelican／ZGC（同）の2ループを休止するとともに、そのほか4ループの寄港ローテーションを変更する。

　改編は5月5日〜11日に順次適用し、需要の正常化が確認され次第、従来のネットワークに戻す予定。

　改編する4ループの寄港ローテーションおよび開始船は以下のとおり（MSC発表に基づく）。

▪️America/Z7S：Laem Chabang／Haiphong／Vung Tau〜Singapore〜New York／Baltimore ／Savannah／Jacksonville〜Colombo〜Singapore〜Laem Chabang
　開始船： MSC Douala VIII 519W次航

▪️Amberjack/ZCP：塩田／厦門／寧波／上海／釜山〜Manzanillo（墨）〜Kingston〜New York／Baltimore／Savannah／Charleston〜Kingston 〜釜山／塩田
　開始船：Zim Mount Rainer 8E次航

▪️Emerald/ZXB：Singapore〜Vung Tau／Haiphong〜塩田／高雄〜Cartagena〜Charleston／Savannah／Norfolk／New York／Boston〜Singapore
　開始船：Zim Spinel 4E次航

▪️Lone Star/ZSL：Singapore〜Vung Tau〜塩田／寧波／上海／釜山〜Mobile／Houston／Tampa／ Miami〜Freeport〜Singapore
　開始船：MSC Maputo 519E次航